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Brexitアップデート

 

18 January 2019  

Richard Hull

英国の欧州連合離脱が予定されている日まで、わずか70日となりました。テリーザ・メイ首相は、火曜日夕方、英国議会における過去最大の敗北を経験しました。その後、DUP (Democratic Unionist Party)およびERG(European Research Group)からの支持のおかげで、労働党からの不信任決議を生き残りましたが、彼女の計画は破綻しました。

Q: 次は何が起こりますか?

A: 2019年3月29日に自動的に法律が施行され、英国はEUを離脱する予定です。しかしながら、議会は「ノーディール」での撤退を許可するつもりはないと示唆しており、ノーディール(合意なき離脱)に備えるために資金を使う英国財務省のパワーを制限するために財政法案を修正しました、。これは、国会議員達が合意された離脱協定なしに、英国の離脱を許可するつもりはないことを意味します。しかしながら、何らかの変更がない限り、ノーディールのシナリオが法的なデフォルトであり、自動的に行われます。

Q: ノーディールがだめなら、どうなりますか?

A: ノーディールが認められない場合、考えられる選択肢は次のとおりです:

  1. 現在の離脱協定を、英国議会で可決される程度に修正する。しかしながら、EUはこれまでのところ、協定をこれ以上修正する用意はないと述べてきています。

  2. 第50条を無効にする。第50条は、加盟国がEUを離脱する仕組みのことです。ある国の第50条に基づく通告を撤回するということは、その国がもはや離脱を希望しないということを意味します。欧州司法裁判所は、英国が本当にEUの一員として留まりたいと思っている限り、そして単に時間稼ぎのために撤回するのでない限り、一方的に第50条を撤回することが出来ると、判決を下しています。国民の意思を示すための2度目の国民投票や総選挙を行わずに、第50条が無効にされることはまずないでしょう。不信任決議が失敗したため、総選挙の可能性は極めて低く、そして現在、主要政党のどちらも2度目の国民投票を支持してはいません。労働党の公式方針によると、ジェレミー・コービン党首の危惧にも関わらず、総選挙がないのであれば2度目の国民投票を要求するとしています。テリーザ・メイ首相は2度目の国民投票を拒否していますが、完全に排除することも拒否しています。

  3. 第50条を延期する。英国は一方的にそうすることができないため、27加盟国すべてから承認を得る必要があります。要求されるであろう法案の可決のための短期の延長は可能かもしれませんが、より長期の延長は、恐らく総選挙または2回目の国民投票の猶予を認めるためにのみ許可されるでしょう。第50条が延期されたとしても、当面は何も変わらないでしょう。

 

Q: 何をすべきですか?

ビジネスにとって、ノーディールBrexitの場合に必然的に発生するであろう問題の影響を避けるため、最悪のシナリオを想定して計画することが不可欠です。というのも、合意に至らず、何も変わらなければ、ノーディールBrexitが唯一の選択肢だからです。起こりうる嵐を乗り越えるための十分な財源を備えるのと同様に、貴社が必要とする十分な供給、能力、そしてヨーロッパの市場へのアクセスを確保するために必要なステップを取るべきです。

Brexit関連、あるいはそれ以外の商業分野に関し、サポートが必要な場合、3HRのコマーシャルチームがアドバイスいたしますので連絡ください。

 

 

 

 

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