Language Options  

ニュースレター

コマーシャル ニュースレター - EU離脱に関するアップデート

11 April 2019  

Richard Hull

2019年4月12日が到来し、2回目の試みで今日UKはEUを離脱するであろうと言う多くの人の予測に反し、EU離脱は再び2019年10月31日まで延期となりました。

もともと3月29日に予定されていた、EU条約第50条のもとにEUを離脱することを意図したUKの通知は4月12日に延期となり、もしメイ首相が議会を通して離脱合意を得ることができていたならば、次は5月22日まで延期となったことでしょう。5月末までの延期は、独立して機能するためにUKが必要とする大量な法律の可決を認めることとなったことでしょう。

3度の試みにも関わらず、首相は、離脱合意がEU加盟よりも良いこと、または、「主権の回復」という離脱派の要求を満たすEU離脱であることのどちらについても議会を説得することができませんでした。

「合意なき」離脱を避けるための努力において、クーパー・レトウィン法案は上院と下院議会によって記録的速さで可決されました。この法案は議会が議論するための時間を設けることを政府が認めることを要求し、通過した場合には首相が時間の延期を要求することを要求していました。クーパー・レトウィン法案の結果、首相は2019年6月30日までの延期を要求することを指示されました。これは、彼女が当初要求していた日付であり、3月29日の期限が4月12日に延期された時に拒否されたものです。

驚くことではありませんが、EUは再び2019年6月30日までの延期要請を拒否しました。メイ首相はパリとベルリンに彼女の主張を嘆願しに行きました。しかし、離脱合意を可決させること、または、新たな労働党との党派を超えた話合いを実現させることによって、首相が進展させられる直近の見通しについて、EUからの信用を得られませんでした。

その代わり、EUは迫っている欧州選挙にUKが参加することを要求し、現実的な進展が行われるための時間を確保し、3月29日から4月12日に延期したような短期延期のための数々の要求に対応しなければならない可能性を排除するために、10月31日までの長期の延期を支持しました。

これは何を意味するのでしょうか?

延長期間の間、UKはEUの正式加盟国に留まり、他の加盟国と同様の義務と権利を有し、さらに既存のリベートと拒否権も保持することになります。UKは単一市場と関税同盟への全アクセスを保有し、影響を受けずに今まで通りのビジネスを行うことができます。

これにより、ビジネスはいかなる結果にも対応するための準備を行う時間をより多く得ました。関税や市場アクセスといった貿易の壁を取除いていた単一市場と関税同盟の加盟を失うことで、商品とサービスが打撃を受けるため、「強行」または「合意なき」離脱はビジネスに多大な影響を及ぼすことになります。

離脱合意が議会によって可決され、さらにEUで承認された場合、UKは延期期間中にEUを離脱することができます。首相は、UKが近づいている欧州議会選挙に参加する必要性を避けるために、次の数週間で離脱合意を可決させることを試みる意図があると再度表明しました。また、6月のEU首脳会議でUKのそれまでの対応についての審査も行われるでしょう。

EU離脱または商事関連の分野においてサポートをご希望の方は、3HRのコマーシャルチームまでご連絡下さい。適宜アドバイスをご提供させていただきます。

法律、および人事に関する最新情報をご希望の方は、弊所ニュースレターをお申し込みください。

Related Articles

Download

Senior Solicitor

Richard Hull

Cookie Policy    Complaints Information

 

 

© 2013-2019  3HR Corporate Solicitors Ltd 

Registered in England & Wales | Registered office is New Broad Street House, 35 New Broad Street, London EC2M 1NH
3HR Corporate Solicitors Ltd is registered under the number 08198795
3HR Corporate Solicitors Ltd is a Solicitors Practice, authorised and regulated by the Solicitors Regulation Authority with number 597935

All photography courtesy of Nobuyuki Taguchi | www.nobuyukitaguchi.com